フランスのペット事情 -その1−

こんにちは。Pet Artのブログにお越しくださり、ありがとうございます。

さてさて、jojo君の「初めての子育て@パリ」、生まれて初めて、しかも外国で犬を飼う、というとんでもない挑戦の日々を回想するシリーズ、これからいよいよ自宅編に突入、というところなんですが。

今日は、ちょっと寄り道して、Le Parisien(ル・パリジャン)というフランスの日刊紙のネット版で、フランスのペット事情を紹介する興味深い記事を見つけたのでご紹介したいと思います。

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●フランスでは2世帯に1世帯はペットを飼っている!
2014年に行われた調査によると、フランスで飼われているペットの総数は、約6275万匹、これは2世帯につき1世帯は少なくとも1匹のペットを飼っている、という計算になるのだそうです。

●1番人気のペットは……魚!
飼われているペットの内訳をみると、いちばん多いのが魚(熱帯魚や金魚などでしょうね)で全体の55%と半分以上を占めています。次が猫で20%、その次が犬で12%となっています。鳥類がその次で9%、ウサギやハムスターなどの小型ほ乳類が5%というクラス分けです。爬虫類やカメなどを飼っている人もいるのでしょうけれど、数が小さ過ぎるせいか、掲載されている統計には入っていませんでした。

●日本の犬・猫の飼育数を比べてみると…
ちょうど、ペットフード協会という団体がネットで発表している、日本の犬&猫に関する統計を見つけたので、同じ2014年版とを比較してみたところ:
日本→ 犬:1034万頭、猫:996万頭 となっていました。 一方フランスはというと、上記の統計のパーセンテージから概算してみると、
フランス→ 犬:753万頭、猫:1255万頭ということになります。(ちなみに、鳥は564万匹、小型ほ乳類は125万匹)

なんと、日本のほうが犬の飼育総数がフランスより多い!のですね。これはちょっと意外でした。
ただ、フランスの人口は、日本の半分よりもやや多いぐらい(日本が1億2730万人、フランスは6663万人)、とすると上の数字から単純計算した場合、日本では12.3人に1人が犬を飼っているのに対して、フランスでは8.8人に1人、猫の場合は、日本では12.7人に1人、フランスでは5.3人に1人、ということになりますから、こうしてみると、フランスのほうが日本よりも犬や猫を飼っている人が多い、と言えそうです。

ただ、日本ではマンション住まいなどの場合、賃貸の場合はもちろん、たとえ家主であっても建物全体がペット禁止のところも多いでしょうから、「飼いたくても飼えない」人も少なくないのではと思います。いっぽうフランスでは、自分が所有するアパートメントはもとより、賃貸人であってもペットを飼う「権利」がある、と法律に明記されています。なので、大家さんはよっぽどの理由がない限り、店子にペットの飼育を禁止することはできません。

●日仏人気犬種対決!!
フランスの純血種の登録機関LOFでは毎年登録数の順位を発表しています。2014年度の登録件数からフランスと日本の人気犬種の違いがくっきりと表れているので、ここに発表いたします。

まずはフランス:
フランスで2014年度、最も多かった純血種の登録を第3位からご紹介したいと思います。

まずは第3位:

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ゴールデンレトリバー

第2位:

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ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア

そして、栄えある第1位は…ジャーン!

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ジャーマンシェパード(ちょっとダジャレっぽくなってしまいましたが)

という、見事なまでに大型犬オンパレード。

ちなみに4位以下は次の通り:
4位:アメリカン・スタッフォードシャー・テリア
5位:オーストラリアン・シェパード
6位:ラブラドール
7位:キャバリエ・キングチャールズ・スパニエル
8位:スタッフォードシャー・ブルテリア
9位:チワワ
10位:フレンチブルドック

いっぽう、日本の純血種の人気ランキングはというと、

まずは第3位:
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トイプードル

第2位は:
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チワワ

そして、栄えある第1位は!
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ミニチュア・ダックスフンド

これまた見事なまでに小型犬のオンパレード!

日本のランキングは以下の通りです:
4位:柴犬
5位:パピヨン
6位:ヨークシャーテリア
7位:シーズー
8位:ゴールデンレトリバー
9位:ラブラドール
10位:ポメラニアン

と、トップ10のうち大型犬はゴールデンとラブの2種類のみ。これには先ほど挙げた住宅事情などなどいろいろな理由があると思いますが、概ねフランス人は大型犬好き、日本人は小型犬好き、という傾向はありそうです。

次回は、さらにフランスと日本のペット事情をご紹介するとともに、猫ちゃんの日仏人気猫種比較も発表したいと思います。

ではでは、また次回!